2006年7月 4日 (火)

ヒデ

中田英寿が現役引退 公式HPで発表
 唐突だ。。。今後日本代表は誰が仕切っていくんだろう。ジョホールバルの歓喜からもう9年。ヒデのいない代表という時代を知らないだけに、空虚感が残る。ヒデに替わり得る存在感のあるプレイヤーは育つのか。それをこれから育成しなくてはいけないのならかなりのハンデだ。
 ヒデ的なものが、まだ日本の土壌では受け入れられなかった。しかし、これを吸収することができなければ、日本に比べてハイレベルな各国と戦い、勝ち抜いていくことはできないだろう。ヒデを超えなければ、次なるステップは無い。
 10年にわたったヒデの時代が終わった。次の10年は誰の時代になるのだろうか。10年後、日本サッカーはどれだけ成長できているだろうか。
 次なる可能性を強く信じつつ、ヒデに心からの感謝と慰労を送りたい。

歴史的1枚、戦艦「大和」出撃直前の全景写真見つかる
 撃沈28時間前の大和。まさに遺影だなぁ。こういう大和の写真というのはどれくらいあるんだろ19450406う。この巨体の中に乗り組んでいる3000名近い乗員の多くが、二度と帰らなかったことを考えると、胸が詰まる。

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2006年1月10日 (火)

いろいろ

よみがえる空 RESCUE WINGS11367389821788738
 始まった。本郷三佐怖すぎ。転勤初日にあんなことされたら、俺なら泣くな。

「過去を問う考えない」ユドヨノ大統領が山崎氏と会談
 アジアは中朝韓だけではないってことがよくわかるね。
 学生時代に少しだけ戦時下のインドネシアについて調べたことがあったが、戦時中の日本とインドネシアとの関係は今村均中将の人徳のみを称揚するわけにはいかないのも事実。
 インドネシアは大きく分けてジャワ島、スマトラ島、セレベス島、ボルネオ島南部、西部ニューギニアに類別されるが、ジャワ、スマトラが陸軍、セレベス島、ボルネオ島南部、西部ニューギニアは海軍の管轄だった。戦時中の衝突事件は海軍管轄地域で起こっている。また、終戦直後にはスマトラ島でも日本軍と独立派との間に戦闘が起こっている。大統領の言う「敵対関係」とはこのあたりのことを指しているのだろう。
 インドネシア共和国と日本軍との武力衝突が起きているのは事実だし、ラングーン協定で日本軍は連合軍の進駐まで現地の独立運動を鎮圧する任務を負わされ、それを受諾してしまっている。(インドネシア独立に日本が協力したのは、組織としてではなく、脱走してインドネシア軍に身を投じた個々の日本人の志だった面が大きい。)その意味ではインドネシアは紛れも無く日本と交戦した過去を持つ。
 その意味でもユドヨノ大統領の発言は重い。

1月12日、足柄の記事を削除しました。足柄の戦没は6月8日でした。「日本の戦艦・巡洋艦(秋田書店)」の記事が間違っていたようです。。。

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2005年12月16日 (金)

自衛隊医官について考える

今、自衛隊医官は… 隊員の健康管理や国緊隊出動 なんと昨年度は78人が退官 (防衛ホーム・自衛隊ニュース)
 非常に興味深い記事である。自衛隊の「軍医」である「医官」が退官者の増加で慢性的な人手不足に悩み、自衛隊病院勤務の医師のみならず潜水医学や航空医学など自衛隊の部隊運用を支える現場でも人が足りなくなり始めているというものだ。自衛隊の医官は防衛医科大学校出身者と一般の医大卒者からなっているが、なぜ彼らが自衛隊を去っていくのか。記事によると基本的な原因はまず次の2点である。
○健康者の多い自衛隊内部での診療を行うため、必然的に臨床経験が少なくなり、自分の診療能力が低下することへの不安
○診療内容が偏り、自分の診療能力が低下することへの不安
 私も医者の知り合いが少なからずいるが、診療能力が錆び付いていくことへの恐れは医者として共通の本能であるようだ。無論、医療を受ける国民の側から見れば常に能力の向上を目指すのが医師の本能であることは喜ばしいことだし、そうあるべきなのだが、そうするとやはり医官の遭遇する悩みについては理解できる。
 それに対してはどのような対策がありうるかというと、記事で紹介されているのが自衛隊病院のオープン化である。
 すなわち、自衛隊病院は自衛隊の駐屯地に所在し、そこに配備されている部隊の隊員の診療を行うことを目的としている。よって、地域の医療計画からは除外され、病床規制の対象外でもある。これを一般住民でも来院できるように地域に解放するのがオープン化である。こうすると基本的には市中病院とかわらなくなり、隊員以外に一般市民もそこで診療を受けられるようになるし、医官としても臨床経験を増やすことが出来る。すでに自衛隊中央病院をはじめ、いくつかの病院ではオープン化を実施し、成果を挙げている。
 しかし、これもよいことずくめではない。オープン化を実施し、一般市民の診療を受け入れるようになれば地域の医療計画による病床規制の対象となる。今、政府は病床数を削減する方向に向かっており、いきなり何百という病床を増やすことを認めるのは簡単なことではない。しかも地域の医師会の反対も予想される。その地域にいきなり国立の大病院が「出現」すれば、患者をとられてしまい、死活問題になるからである。
 医官に多くの臨床経験を積ませるための方策についてはさらに多くの方法が試されるべきだろう。
 <退官するにはそれぞれの事情があるだろうが、自分でもここまで残ったのが正解だったか時に考えることもある。こどもの教育費のことを女房に言われたり、同期の収入を聞いたりすると(空)。若い頃にはあちこちから退官して来てくれと声がかかったが40過ぎるとそれも少なくなった。今でも民間に比べてやりがいはあるが、だんだん先が読めてくると人生設計(注1)の焦りもでてくる(陸)。専門医制度(注2)が出来て指導医の少ない自衛隊では将来のことをやはり考えてしまう(海)>
 自分のキャリアや医師としての収入についても不安は尽きない。医官は自衛官である医師なのだが、どちらが主でどちらが従か葛藤があるということである。「自分は軍医なのだから国家に忠節を尽くすのが当然」というのが正論なのだろうが、そうすると医師としてのキャリアは堕ちていかざるを得ない。自衛官は一生をかけるにたる立派な仕事だと思うが、医師もまた一生をかける仕事である。医師としての能力を磨こうとすれば部隊勤務に支障が出るし、部隊勤務を優先すれば医師としての能力は落ち、士気も下がる。二律背反である。
 自衛官らしい悩みもある。
<現在、衛生職種では一つしかない将のポストを新たに253個増やし、ピラミッドを形成して医官たちの夢を近づけてほしい、及び歯科医官の一佐職は陸で約20人に1人、海空で約10人に1人では少ない(海)。>
 253個将ポストを増やしてくれというのは何かの間違いかと思われるが、医官の将ポストは自衛隊中央病院副院長のみのようである。防衛医大や防衛医大病院の幹部は自衛官ではなく、将補以上の配置も無い。各幕の衛生部長(陸)や首席衛生官(海空)も将補クラスどまりである。まあ各幕の場合、軍医を将にすると幕僚長と階級が同じになってしまうので無理なのだろうが、防衛医大や防衛医大病院の幹部にも医官を配置してやれないものか。防衛医大の一期生が現在将補クラスのようだが、防衛医大が開設される前から医官はいたわけで、あえて医官ではなく外部から招聘しているわけである。その理由が医官の医師としての能力に不足があるということなら、やはり前の問題とも絡んでくるだろう。外部の医師を招聘するのは決して悪いことではないが、もう少し医官のポストについても考慮が必要ではないか。
 戦前の軍医の階級は、陸海軍とも中将までであった。一説によると731部隊を指揮した石井四郎は軍医が大将に昇進できないことが大いに不満であったという。ポストや階級の問題は人件費に直結し、組織の内容まで変える大問題であるが、医師として国家と国民に奉仕しようと医官の道を選んだ彼らについて、防衛庁のみならず国民ももっと関心を持つべきではないだろうか。「国から給料を貰っていてけしからん」というような道徳的な観点のみで議論すべき問題ではない。
 「災害時だけ便利がられているのか」という記者の質問に対し、彼らはこう答えている。
<そうかも分かりませんが、災害医療こそ自衛隊医療の担うべき分野でむしろ喜ぶこと、空自では機動衛生構想もあります。災害時に発生する大勢の負傷者を広域搬送できるのは自衛隊しかありません(空)。自分が任務遂行のために必要とされていることにやりがいを感じています(陸)。>
 一朝事有る時に、命をかけて部隊を護り、国民を守るのは医官である。国民の財産である彼らを悩ませ、自衛隊を去らざるを得ないような環境に追い込んでしまうことは、国家としての大きな損失に他ならないからである。

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2005年11月29日 (火)

最近のニュースから

 今日、11月29日は旧帝国海軍空母「信濃」の命日である。shinano
 帝国海軍の悲劇を象徴するような大和型戦艦の3番艦となるはずであったにも関わらず、戦局の悪化により急遽空母へ改装され、しかも就役した時にはレイテ沖海戦も終わって日本海軍の機動部隊は完全に壊滅していた。
 そして、「信濃」は横須賀地区に予想される米軍の空襲を回避するため、昭和19年11月28日、艦内が未整備であり、乗員も未熟という赤ん坊のような状態で、戦うためではなく、逃げるために横須賀を出航、わずか3隻の駆逐艦に護られながら呉を目指した。
 しかし、出航の翌日、米海軍の潜水艦「アーチャーフィッシュ」に補足され、午前3時18分、魚雷4発が命中、復旧作業もむなしく処女航海を開始してからわずか17時間後、就役してからわずか10日後、11月29日午前10時55分潮岬沖に沈没した。護衛の駆逐艦に救助されたのは、乗り組みの工員を含め1080名。出航時の乗員は2515名であり、被雷してから7時間半の猶予がありながら、助かったのはわずかに43%。悔やんでもかえらぬことながらもっと早めに艦を放棄していればもっと多くの人が助かったかもしれない。
 信濃は極秘艦であったため、建造中の公式写真が存在しない稀有な艦であった。現在確認されている信濃の写真は、上記に掲載した写真(昭和19年11月11日、沈没の18日前に木更津沖で公試運転中の信濃。同日に東京湾内にいたタグボートから偶然撮影されたもの)と、11月1日に横須賀を偵察飛行したB29が撮影した不鮮明な航空写真があるのみである。阿部艦長以下、信濃と運命を共にされた英霊及び、おそらく世界の軍艦史上最も短い生涯であった彼女に心からの哀悼を奉げる。

西村議員、弁護士法違反で逮捕 190件名義貸しか 
 「脇が甘かった」という評価があるが、「脇が甘い」というのはなにやら足元を不当にすくわれたような被害者という感じ。そうではないだろうと。
 民主党の中で影響力を伸ばすような努力もあまりせず、一匹狼のような印象であったが、なにごとかをなすには同志を集めていかなければならない。そのためには気配りや面倒見のよさも必要だろう。安倍晋三議員が多くの若手から支持を受け、次期総理をうかがう勢力に成長しているのとは対照的だった。言動は勇ましいが、具体的な戦略に欠け、浪花節のみで物事をなそうとしているようだった。そこが一部に熱烈な人気があった理由なのかもしれないが。自分としては「郵政民営化反対、郵貯資金で戦略爆撃機部隊と空母部隊の整備を」と真面目に主張する西村氏を信用しかねたのである。
 彼の評価を巡り、親しく意見交換していたブロガー氏と絶縁状態になったことをふと思いだす。

"全裸の殴り合い強要" 英軍の新兵虐待映像が波紋 
 これは酷い。。。殴り倒された奴大丈夫なんだろうか。くだらない屈辱を与えることがなぜ部隊の団結や精強さにつながるのか理解できん。

<公明党>自民党改憲案の「自衛軍」保持明記に反対方針
 同じ装備でも、防衛省・・・×、防衛庁・・・○。自衛軍・・・×、自衛隊・・・○。そこまで言うなら自衛隊は軍隊です、廃止すべきと主張すればよい。言葉だけ言い換えておけば平和が保たれるということを本気で信じられる頭脳が理解できない。バカの壁であろうか。

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2005年11月19日 (土)

最近のニュースから

「韓国は米国の3番目の敵対国」 米世論調査機関のアンケート結果
 <韓国を緊密な友好国と考えるという回答の割合(25%)は8位にあたる。上位1位から7位は、英国、カナダ、オーストラリア、イスラエル、日本、メキシコ、イタリアの順だった。>
<一方、調査対象の25か国のうち、米国人が「非友好的な国、または敵対国」と回答した割合は、パキスタン(18%)と中国(15%) の順に高かったと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが15日報じた。 韓国はこれらの国々に次いで3位となった。>

 この数字をどう読めばいいのだろうか。友好国ととらえる市民が多い一方、一部の市民には強い嫌悪感をもたれているということか?名塚様のところのこの写真と照らし合わせ、しばし韓米関係について考える。

<小泉アジア外交>中韓両国は態度硬化 孤立感漂う
小泉首相はブッシュ米大統領との親密さを振りかざして、中韓両国に「友好」の確認を迫るが、両国はむしろ態度を硬化させてしまったようだ。強気一辺倒で押す「小泉アジア外交」には、国内政局と勝手が違って当分、局面を打開する見通しもなく孤立感が漂う。>
米国の威光を背に、対中、対韓関係を好転させようという戦略は、今の中国、韓国を相手に、にわかに成果を予想しにくい。むしろ、小泉首相が最も嫌う「対米依存」の外交体質を、図らずも露呈したとも受け止められかねない。>
<中国は韓国と外相・首脳会談で、靖国参拝反対を確認したうえで、日本との首脳会談に応じなかった。通り一遍な日韓会談と合わせ、日米中韓の4カ国で首脳外交の濃淡を比べると、小泉首相の存在が埋没し、孤立している現実は否定しようがない。>

 なにやら、伊藤智永記者は相変わらずアジアでの孤立を強調したいようである。伊藤記者のイメージする「アジア外交の打開」というのは、歴史認識や内政問題で中韓と完全に歩調をあわせ、お説ごもっともとご意見拝聴に徹する野中・加藤路線のような方向らしい。小泉首相がアメリカの威光を振りかざして中韓に友好確認をせまったが、中韓にすげなくされてショボーンとは随分な記事だが、おそらく中韓の振る舞いに快哉を叫んでいるのではあるまいか。
 ただ、おそらく伊藤記者の認識が根本から違っているのは、日本は別に現段階で中韓と政治的に共同歩調を取ったり、むやみに譲歩することによって、みせかけの友好を演出したりする必要は無いと小泉首相は考えており、この考え方に近い国民も少なくないということに目を瞑っている点に由来するものと思われる。
 いわゆる「靖国カード」や「戦争責任カード」「植民地支配謝罪カード」を次の世代へ引き継がないためには、今、そのカードについては日本はまともに取り合わないよということを、強く内外に印象付けておく必要があり、今までのところ概ね成功している。つまり、伊藤記者と小泉首相の目指す特定アジア外交は、その最終目的地が違うわけであり、そのための手法が違っても当然である。換言すれば、今回、中韓首脳からすげなくされることも、外交戦略の一つだったわけである。
 釜山からの伊藤記者の続報にはこうある。
小泉首相:独自の「日中友好論」展開 APEC全体会議
<米中タイ3カ国の冒頭発言後、各国数分ずつ順に発言。小泉首相は議題の経済問題を外れ、唐突に日中関係を論じた。
  「一つの意見の違いとか対立で、全体の友好関係を阻害してはならない中国、韓国と政治的首脳の交流は途絶えているが、他の関係は良好だどんなに批判しても結構だ。私は何らわだかまりを持ってない」
 ブッシュ米大統領、プーチン露大統領の来日について紹介。ペルーのトレド大統領と「フジモリ問題」があっても握手したことなど、円卓を囲む各首脳との関係を引き合いに持説を強調。中国の会談拒否を当てこするかのような論法だったが、会議後、何人かの首脳から「いい話だった」と声を掛けられたという
 胡主席は反論できず、議長の盧大統領も聞き役に回るしかない状況。小泉首相は記者団に「してやったり」の表情で高揚感を隠さなかった。>
 
小泉首相と伊藤記者。どちらが外交戦略を持っているかは自明ではなかろうか。

追悼施設の予算計上目指す 神崎氏、中国人留学生に
 そうはいかんざき。漢崎もしくは韓崎あるいは奸崎と改名すべし。

<原子力空母>横須賀基地の配備はジョージ・ワシントン
 <ノーフォークの地元紙やロイター通信などによると、後継艦の選定に当たり、米海軍は 「日本側の感情に配慮した」といい、日本への原爆投下を決定した米大統領と同名の「ハリー・トルーマン」や、太平洋戦争で日本軍との戦闘を主導した米提督の名を冠した「ニミッツ」などは選定対象から外したという。>
 昔、同名の戦略原潜が日本の輸送船を沈めて、救助活動もせんで逃げたことがあったがな。また、戦艦「ワシントン」はわが戦艦「霧島」を撃沈した・・・。まあたかが名前のこと。まさか、ジョージ・ブッシュにかけたんじゃないだろうね。まあ、新型強襲揚陸艦に「独島」とつける国よりは、配慮があるってことかな。
 地元はまだ通常動力艦にこだわっているが、実際配備可能な通常動力空母は無いんだから、是非とも通常動力型の空母を国産で建造するよう運動してもらいたい。横須賀だから、艦名はやはり「信濃翔鶴」かな。

 

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2005年10月25日 (火)

命日

 10月25日は、旧日本海軍の多くの艦艇の命日である。今から61年前、いわゆるレイテ沖海戦が佳境を迎え、フィリピン近海に出撃した連合艦隊の各艦艇は各地で米海軍と激突した。25日に戦没した主要な艦艇は以下のとおりである。

○機動部隊(小沢艦隊:主戦地・・・フィリピン北東エンガノ岬沖)
空母:瑞鶴、千歳、千代田、瑞鳳
軽巡:多摩
駆逐艦:秋月、初月、
○第一遊撃部隊(栗田艦隊:主戦地・・・フィリピン中部シブヤン海)
戦艦:武蔵
○第一遊撃部隊支隊(西村艦隊:主戦地・・・フィリピン中部スリガオ海峡)
戦艦:山城、扶桑
重巡:最上
駆逐艦:山雲、満潮、朝雲

 この日一日で14隻の水上艦が失われた。しかも空母4隻、戦艦3隻という大型艦が多くの乗員もろとも沈んだのである。
 右の写真は、空母瑞鶴の沈没直前に撮影された艦上の様子である。大きく傾斜した飛行甲板の上で、鈴なりになった乗員が最後の万歳をしている。ここに写っている瑞鶴乗員の1060357058269 何人が生還できたのだろうか。
 というのも、この直後から小沢部隊は米艦隊の追撃を受けることになる。翌日、サマール島沖で、栗田艦隊が米海軍護衛空母部隊と交戦することになるが、この日は日本の空母部隊がアメリカの水上艦隊の攻撃を浴びることになったのである。航行不能になって漂流していた千代田は集中砲火を受けて撃沈され、乗員が全滅している。そして、瑞鶴の生存者は護衛の駆逐艦若月と初月に救助されて脱出を図ったが、米艦隊の執拗な追撃を受ける。初月は、僚艦若月を脱出させるために反転し、重巡2隻、軽巡2隻、駆逐艦12隻と圧倒的に優勢な米艦隊と交戦、撃沈された。初月の犠牲のおかげで若月は無事戦場を離脱でき、この写真の撮影者もフィルムと共に生還できたのである。
 一昨年、奈良に旅行した際、橿原神宮に立ち寄った。本殿の奥の木立の中に瑞鶴と初月等の慰霊碑があった。戦没者の慰霊と言えば靖国神社と連想するが、畝傍山を仰ぎ見kasihara る海から遠い大和の地にも戦没者の御霊を慰め続けている場所がある。戦争を知らず、身内に海軍関係者も戦没者もいない私でも、この場所に立てば自然と頭を垂れ、日本のために戦い、あるいは戦友を逃がすために単艦で戦いを挑んだ戦没者の御霊を想って粛然となった。国はどこであれ、国のために戦い、帰らぬ人になった人々の御霊を前にした時の、人間としてのあたりまえの感情だろう。

 韓国の外相が、追悼施設の問題で日本に要求するため来日すると言う。人間の感情を解さない獣がやってくるというよりほかにない。

参考1:駆逐艦初月について
参考2:空母瑞鶴沈没について(瑞鶴の高角砲指揮官だった若手士官の回想)
< 駆逐艦「若月」と「初月」の救助作業が始まっているのが、波の間から見えた。兵学校同期生の顔を思出し、「どうせ拾われるなら若月にしよう、若月で彼の服を貰えば言い」と思い、力いっぱい泳ぎ出した。>
<内地に帰るべく北上していると夜戦になった。「初月」が敵艦の艦砲射撃を受け、炎とともに煙をもうもうと上げているのが見えた。煙が消えた後「初月」の姿は夜の海に消えていた。「友の服を貰えばいい」という虫のいい考えが、たまたま私の命をつないだ。>

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2005年9月26日 (月)

最近のニュースから

九州の「羽黒」元乗組員・遺族 合同慰霊祭へ出発 マレーシア―ペナン島
<太平洋戦争末期、マレーシアのペナン島沖で英国艦隊と交戦し沈没した巡洋艦「羽黒」の元乗組員らが二十二日午前、現地で交戦相手と合同慰霊祭をするhaguro ため、福岡空港を出発した。今春、元乗組員と遺族でつくる「軍艦羽黒会」の事務局長岩下守雄さん(81)=熊本県山鹿市古閑=に、英国艦隊の退役軍人会からの申し入れが届いたのがきっかけとなり実現した。>
 「羽黒」は第二次世界大戦最後の水上戦となった「
ペナン島沖海戦」で英駆逐艦5隻の攻撃を受けて沈没した。輸送任務のため、最大の武器である魚雷発射管を撤去していたために有効な反撃を行えず、逆に積載品であるガソリンドラム缶に誘爆して撃沈された。戦闘態勢で航行していれば、駆逐艦の攻撃ぐらい撃退できた可能性が高いはずだが、軍艦を輸送船として使わざるを得なかった日本海軍の悲劇だろう。

新大綱の要 中央即応集団「多様な事態」で方面隊を支援
迅速に戦力を提供国際活動も一元化

防衛庁は18年度防衛力整備事業として陸上自衛隊に新たに「中央即応集団(CRF=仮称)」を新編するための概算要求を盛り込んだが、同集団は、新防衛大綱に示された「新たな脅威や多様な事態等に対応」する態勢整備の一環として編成される、方面隊に並ぶ長官直轄部隊だ。指揮官には陸将を充て、名称も陸自で初めて「司令官」とし、方面隊の作戦を支援する一方、国際平和協力活動にも即応できるよう要員の教育訓練や調査研究などを行うもので、機動運用部隊と専門部隊を一元的に運用する全く新しい組織形態だ。>
   第1空挺団やヘリ団など、長官直轄部隊を統一運用するのが目的だそうだが、3200名では旅団以下の規模である。軽武装の機動打撃部隊というコンセプトなのだろうが、現行の方面隊体制の中でどのように有効に機能させていくかが今後の課題だろう。現地の方面総監も陸将、師団長も陸将、即応集団司令官も陸将では混乱を招かないのだろうか。師団は方面隊に属していても方面隊と即応集団は両方とも組織上長官直轄となる。指揮命令系統が難しい気がする。
 それにしても陸上自衛隊は1年前は
「陸上総隊の創設・方面隊の廃止」を検討していた。それにくらべると随分な後退(?)である。陸上自衛隊の部隊を統合運用する組織の創設がなぜ日の目を見なかったのかも興味深いところである。

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2005年9月 4日 (日)

18DDH

ヘリ搭載護衛艦の建造要求=全通甲板、燃料給油機能も
<防衛庁の海上幕僚監部は31日、ヘリ搭載護衛艦「ひえい」(5000トン、広島・呉18 基地所属)が2010年に退役するため、後継の護衛艦建造費として1063億円を来年度概算要求に計上することを決めた。全体が平らな全通甲板を持ち、ヘリ4機が発着できる。護衛艦として初めて洋上での燃料給油機能も装備する。 
 このヘリ搭載護衛艦は「18DDH」と呼ばれ、基準排水量1万3500トン(満載排水量1万9000トン)。船体や構造物に傾斜を持たせ、電波や赤外線の反射を抑えるステルス性も向上させた。対艦・対潜ミサイルの垂直発射装置も備える。>
 全通甲板を持ちながら、対艦ミサイルを搭載とは、旧ソ連海軍のキエフ級みたいな艦かと思って、防衛庁の18年度概算要求書を読んでみると、ありました。(38ページ)イメージとしては「おおすみ」に近いか。排水量でいうと話題の韓国海軍の「竹島」に似ているか。排水量も概ね同じ。しかし、あっちはヘリを15機搭載すると豪語しているのに、こちらは4機とは・・・。5000トンの「比叡」が3機搭載しているのに排水量3倍で1機しか増えないとはコストパフォーマンスが悪いんじゃないのと思っていたら、防衛ニュースの16DDHに関する過去記事では、一応最大で11機搭載できる計画らしい。イタ公イタリア海軍の「ジュゼッペ・ガリバルディ」などこの18DDHより小さい作りながらハリアーを運用している。そろそろ海自も艦載固定翼機の導入も視野に入れないといかん。さて機種は…目的は…と妄想の続く夜なのであった。

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2005年7月21日 (木)

最近のニュースから

護衛艦1隻減らし態勢縮小 インド洋の給油支援
 インド洋後方支援派遣部隊(テロ特部隊)も最初の頃は野中拡務や朝日新聞が、イージス艦の派遣はアジア諸国に脅威を与えるだとか米海軍と情報共有するイージス艦は集団的自衛権の行使にあたって意見だとか、下らない神学論争をl繰り広げたが、いまテロ特部隊の動性を伝えているのは朝雲新聞くらいではないか。灼熱のインド洋やアラビア海で、多国籍軍艦艇への補給に励む隊員の皆さんには本当に頭が下がる。
 それはそれとして、テロ特部隊の派遣規模を縮小するのは歓迎したい。イスラム過激派によるテロは相変わらず世界各地で続いているが、アルカイーダが海路アフガンから逃亡するのを監視する多国籍軍艦隊を支援するというテロ特部隊の任務は終わったと見てよいのではないか。政府は派遣艦数を減らして、派遣自体は延長するつもりらしいが、イージス艦は日本に戻して中国・北朝鮮に備えるべきである。

<海自練習艦隊>仏ブレストに寄港 3日分の給油を受ける
<遠洋練習航海中の海上自衛隊の練習艦隊がフランス北西部ブレストに寄港、フランスから無償で約610キロリットルの給油を受けた。海自が外国から燃料の無償提供を受けるのは初めて。インド洋に派遣されている海自補給艦から仏海軍艦艇に対して、53回燃料を無償補給したことへの謝礼として、フランスが申し出た。>
 53回燃料を補給したことの礼が、3日分の補給か。。。フランス人けちだぞ。ブレストと言えば、横須賀の姉妹都市であるフランス海軍最大の軍港だが、日本海軍とのつながりで言えば、伊8号潜水艦の遣独任務達成の壮挙がある。果たして今のブレストに当時の名残があるのかわからないし、そもそも日本海軍とドイツ海軍の話でフランスは関係ないのではあるが、ブレストでどういうイベントがあったのか気になるところである。

PAC3 岐阜・福岡へ配備 ミサイル防衛、首都圏に続き導入
<PAC3は「政治と経済の中枢機能が集中している地域への優先配備」(防衛庁幹部)が原則とされ、名古屋や大阪に機動的に展開できる岐阜基地を第二の配備先に決定。>
 はじめ、岐阜から大阪上空を狙うのかと思って「どれだけ射程が長いんだ新型パトリオットは」と思ったが、岐阜からえっちらおっちら大阪まで出かけるらしい。一朝有事のとき間に合うのだろうか。

アジア各国が「空母保有」競争(朝鮮日報)
空母への転用が可能な韓国と日本の上陸艦
 軽空母への転用が可能な「おおすみ」級上陸艦3隻を保有する日本は、ヘリコプターを搭載できる空母タイプの護衛艦、通称「16DDH」を建造中だ。専門家の話によると、16DDH(1万3500トン級)はおおすみよりも軽空母への改造が容易だという。 >

第2次大戦当時、6隻の空母を保有していた日本は、これら艦船をすぐに空母に改造するノウハウを持っている。これについて、中国の信息時報は17日、「日本が“羊頭狗肉”式に(ごまかしながら)空母開発の夢を企てている」と批判した。>
 第2次大戦当時日本が保有していた空母は全部で25隻なんだが。無論アメさんにはかなわないが。韓国は自称「軽空母」でしょ。

 <専門家はまた、今月に進水式を行った韓国の上陸艦「独島」(トクト)号も、有事の際には軽空母への転用が可能だとみている。中国メディアは、「と伝えた。>
  「専門家」は空母の運用には艦載機とそのパイロット、そしてそれを運用するためのシステムと教育プログラムと支援体制が必要だということがわかっているのだろうか。韓国海軍は固定翼艦載機を運用した経験などウリナラ4000年の歴史でもないはずである。明日から空母として運用などどだい無理な話。そもそも艦載機がないではないか。それとも…韓国が世界に誇る韓国国産航空機第1号の
KT-1を艦載機仕様にするのだろうか。まあ、少なくともジェット機よりは少ない滑走距離で発着できそうだが。
 「
独島号はおおすみよりも諸元で優れており、周辺国は同艦を警戒している」
 ( ´,_ゝ`)プッ   いきなり座礁して周辺海域を汚さないでね。それにしても一体なんのために作った艦なのかさっぱりわからない。対馬侵攻のため?その場合どう考えても韓国海空軍が制空権制海権を確保できるとは思えない。FSの発射する対艦ミサイルか潜水艦の雷撃か、はたまた水上艦からの砲撃かどれになるかはわからないが、対馬海峡の藻屑となることは目に見えていると思うのだが・・・。
 

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2005年7月18日 (月)

最近のニュースから

このまま「放置」ですか 「新追悼施設」 (西日本新聞)
  <首相の靖国参拝は内政問題であり他国から干渉されることではない。そうだとしても、一方で中国や韓国との関係の障害要因になっているという現実がある。追悼施設建設の検討は、そうした行き詰まった状況の打開の糸口になり得る
 戦没者追悼の方法は、人によってさまざまであっていい。しかし「靖国」をめぐる混乱に終止符を打ち、だれもがわだかまりなく戦没者を追悼できるようにするためには、新たな追悼施設の建設は一つの有効な案ではないか。
 国立施設では国家が戦没者を追悼することになり、靖国問題の根本解決にはならないという異論もあるが、世論の最大公約数として支持できる案だ。>

 靖国に変わる代替施設を作れ(日本の金で)と、中韓及び創価が騒いでいる件についてである。西日本新聞の論説は多くの地方紙の意見を代表するものと言ってよいが、「追悼施設を建設することが中韓との行き詰った状況を打開する糸口になるという論説にはおそれいる。国家の戦没者の慰霊という未来永劫護持していかなければならぬテーマを、単に隣の無頼国家との交渉ネタに差し出そうと言うのであるから不見識も極まりない。「誰もがわだかまりなく参拝できる施設」が新たな「わだかまり」を生むのは子供でもわかりそうなものである。「国立施設では国家が戦没者を追悼することになり、靖国問題の根本解決にはならないという異論」とは、靖国でなくてもとにかく国家が戦没者を慰霊することは戦争賛美につながるからダメ!という原理主義的主張らしい。これは浄土真宗の急進的平和主義グループが主張しているが、もはや理解の範疇を超えている。
全戦没者とその遺族を愚弄する靖国代替施設案などの国策に同調しようとする本願寺教団役職者に強く抗議し靖国問題への教団の真撃な取り組みを要望致します (備後靖国問題を考える念仏者の会)
<靖国神杜代替施設案など国家による追悼は、私たち一人ひとりの精神に国家の介入を許し、思想及ぴ良心の自由を損なう行為であり、厳重に抗議致します。>
<靖国神社であれ、その代替施設であれ、遺族の心情を利用し、国家の要人が頭を下げることで遺族を癒しつつ、再ぴ国民の意識を国家に結ぴつけ、「国のために命を投げ出す」(中曽根康弘元首相)国民づくりをしようとするものです。それはむしろ平和を廣う遺族の思いをも踏みにじり続けることです。 >
 あまりにも飛躍がすぎるし、短絡的なのではないだろうか。

「コープサンダー」でAWACSから指令 空自初の女性機上要撃管制官・古田1尉(朝雲新聞)
<古田1尉は6月10日から25日まで、アラスカで行われた「コープサンダー」演習で、同隊の派遣メンバーに選ばれた。現地では戦闘機戦闘、防空戦闘などの訓練を行う空自のF15戦闘機などに、敵機発見、誘導、対応などを指示する要撃管制や空中給油の管制を実施。日米共同の機上要撃管制の要領などを学んだ。>
 日本も女性が要撃管制する時代に…。戦闘機パイロットもやはり燃えるのだろうか。どうもイメージが伊吹二尉とかぶってしまう。。。。。

大河ドラマ「義経」第28回 「頼朝非情なり」(7月17日放送)
 脱走に失敗し、捕らえられた木曽義高あえなく斬首。・゜・(ノロ`)・゜・。脱走から、捕まって頼朝の前に引き出され、刑場の露と消えるまで一言の台詞も無かったけど、死の恐怖を押し殺し、大姫から貰った花の数珠を握り締めて覚悟を決めた義高の表情はいい演技だったと思う。
 思うにこの義高の処刑と、その後の大姫の錯乱は源氏滅亡の引き金だったのではないかと思う。これ以降心を閉ざした娘の姿に焦った頼朝は、奥州藤原氏を滅ぼして幕府の基礎が固まった後、大姫を後鳥羽天皇の中宮にすべく、なりふりかまわぬ朝廷への接近を試みる。心を閉ざした愛娘の笑顔を見るために最高の結婚相手を用意したかったのか、それともかつての宿敵平清盛のように天皇家の外戚となり、あわよくば次代の天皇を生ませる野望があったのかそれともその両方だったのか。いずれにせよ大姫入内をはかるため院の近臣への贈賄、丹後局への接近は、頼朝の盟友であった関白・九条兼実の失脚と朝廷内の親幕府勢力の後退、そして東国武士団の不信感をもたらした。歴史学者の石井進は「ついに中央貴族の末裔としての意識を抜け出すことの出来なかった頼朝の限界」と看破しているが、結局これが頼朝の東国武士団に対するカリスマを失わせ、鎌倉殿独裁体制の終焉に繋がっていく。
 大姫は結局入内を拒んでわずか20歳で病没し、頼朝もその2年後に急死する。後を継いだ頼家に実権は無く幕府は有力御家人の合議で運営されるようになり、これに反発した頼家は暗殺され、その跡を継いだ実朝もお飾りのまま暗殺されて源氏の嫡流は絶える。そもそも頼朝は弟の範頼、義経、阿野全成を全て殺しており、滅亡は自業自得であったともいえる。
 大姫入内問題は、頼朝最後の最大の誤算だったと言われるが、あるいは義高処刑による愛娘の錯乱が無ければ、冷静な頼朝もこのようなミスを犯さなかったかもしれない。(それにしても頼朝の子供って例外なくろくな最後を遂げていない…)

お話もいよいよ佳境。人物論評で、
後白河法皇→シス(パルパティーン)
義経→アナキン
頼朝→オビ=ワン
と見る意見に爆笑。いよいよ義経が後白河法皇に取り込まれ、ダークサイドに落ちていく・・・。

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2005年7月 5日 (火)

最近のニュースから

韓国型軽航空母艦級輸送艦が12日進水(中央日報)1120488021780

  <最大規模の軽航空母艦級大型輸送艦(LPX・排水量1万3000トン)1号艦が、今月12日、釜山(プサン)韓進(ハンジン)重工業で進水式を行う。 02年10月に建造を始めてから2年7カ月ぶり。 海軍に引き渡されれば、LPXは海軍機動艦隊の指揮艦になる。 「独島(ドクト)」と命名する案が考慮されているという。 2号艦は2010年に進水する。 海軍は試験運航を行った後、07年7月に実戦配置する。輸送だけでなく、必要時には機動艦隊指揮艦として活用する計画だ。 LPXは、指揮および防御のために指揮統制自動化システム(C4ISR)、先端レーダー、艦対艦ミサイルなどを備える。 >

韓国型軽航空母艦が完成、海軍の能力強化に期待(連合ニュース)
   <【ソウル4日聯合】韓国海軍は4日、韓進重工業が2002年10月末から建造に着手していた排水量1万3000トン級の大型輸送艦(LPX)1隻が最近完成したと明らかにした。12日に進水式を行い海軍に引き渡される予定。
 韓国では初めての多目的輸送艦であるLPXは、航海・先端装備性能テストなどを経て2007年7月ごろ戦力配備する。残る1隻は2010年までに建造される。
 長さ200メートル、幅32メートルのLPXには海兵隊兵力700人余りをはじめ、CH-60など10機余りのヘリコプター、水陸両用車7台、戦車10台などを搭載し、最大43ノットの速度で海兵隊の上陸作戦を支援する。
 海軍のLPXはアジア最大の大型輸送艦である日本の「おおすみ」(8900トン)より2倍以上大きい積載能力を持っており、海軍の遠距離作戦能力が大幅に強化される見通しだ。>

 ついにウリナラ海軍が、空母建造に成功!日本の「鳳翔」から遅れること83年…と思っていたら、別に空母じゃないではないか。日本の「おおすみ」級を丸パクリしたような機能と艦影の強襲揚陸艦である。これを無理やり「韓国型軽空母」と呼称しているところが泣ける。世界標準の呼び名ではなく、こんなところまでウリナラ流。「韓国型イージス艦」「韓国型戦艦」とウリナラオリジナルの安っぽい艦種が続々出る予感。ただし、最大速力43ノットとは凄い。原子力空母でもそんな速力は出ないはずだが、どんなエンジンを搭載しているのだろう。まさか「ノット」まで韓国オリジナルなのではあるまいなぁ。

 それにしても艦名を「独島」とは、命名センスがいかにも低俗で安っぽい。強襲揚陸艦を整えて、対馬にでも侵攻してくるつもりなのだろうか。韓国海軍は駆逐艦4隻、フリゲイト9隻、コルベット34隻が水上艦の主力である。北朝鮮のガンシップ相手ならともかく、我が海自の艦隊に勝てると思っているのだろうか。「韓国型軽空母」が無事に退役できることを祈るのみ…別に祈ってやる必要も無いか。海自の次期DDHが待ち遠しい。

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2005年6月30日 (木)

最近のニュースから

 最近、激務続きで、なかなか更新の体力が…。そんな中でこのニュース。

トラファルガー海戦200周年記念の再現ショーに、英仏などから167隻が参加

<ポーツマス沖のソレント海峡で28日、トラファルガーの海戦200周年記念として、船によるパレードや当時の海戦の様子を再現した光と音のショーが、エリザベス女王とフィリップ殿下も見守る中、華々しく実施された様子を各メディアが伝えた。>

<28日夜に行われた海上ショーには、世界各国から招待された100隻を含む、合計167隻の艦船が参加=写真。67隻の英国海軍所属の船のほか、ロシア、韓国、ナイジェリア、日本などからも艦隊が集まり、フランスは長さ約260メートルにも及ぶ、同国最大の艦船「シャルル・ド・ゴール」を参加させた。>

 はて、日本?と思って調べてみたら、どうやら平成17年度遠洋練習航海の途中に参加したようである。そう思って記事を読み直すと、写真の一番手前に停泊している軍艦は、わが「かしま」ではなかろうか?

 それにしてもうらやましい話である。英国海軍は200年前の栄光の海戦を記念して167隻からなる大観艦式を女王陛下臨席のもと盛大に挙行しているというのに、同じく海戦史に燦然と輝く日本海海戦は、今年が100周年だと言うのに、横須賀対馬沖でつましく式典を行ったのみである。皇族はおろか、首相や防衛庁長官の出席も無かった(と思う)。対馬沖に艦隊を集めてもっと派手にやってやればよかったのである。中朝韓にも我が艦隊の勢威を示すこともできるのだから、一石二鳥ではないか。

<世界各国からの艦船が参加して再現された海戦ショーでは、敗戦国の心情を配慮して、「フランス・スペイン連合艦隊」「英国海軍艦隊」と呼ばずに、「青組」「赤組」と色で表現し、巨大スピーカーから流れた音楽も、英国の国家行事には不可欠とされる「ルール・ブリタニア」といった愛国主義的曲目ははずされ、代わりに英国の作曲家ホルストの「木星」が流れた程度であったとされる。>

 これが大人の対応であろう。海自も今回の慰霊祭にはロシア海軍の艦艇を招待したと聞く。(アドミラル・ヴィノグラードフだっけ?本当に来たのか?)これが極東三馬鹿海軍のイベントなら李舜臣やら亀甲船やら、とにかく日本に勝った勝ったの馬鹿騒ぎをやり、李舜臣像に海自の艦長を拝跪させるぐらいはするかもしれん。自分が優越感に浸るためだけのイベントが大好きだからなぁ。

忠武公・李舜臣艦、英ポーツマス港に入港

 あんたらも行っていたんだね。たかだか50年程度の歴史しかないんだから、せいぜい恥をかかずに帰ってくることのみを心がけるべきである。

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